A.株式交換し、ポイントが株式に変わりますと、その株式(株式移管日の終値株価)の金額が、一時所得になります。
例:日産自動車1株分のポイントを株式交換し、日産自動車の株式が証券口座に入ったその日の終値が一時所得です。(日産自動車の株価終値が600円だった場合、この600円が一時所得となります。)
ただし、一時所得は1年間で特別控除枠(50万円)がありますので、この範囲であれば申告は不要です。ポイントから株に変えた金額が50万円以上、あるいは他の一時所得と合わせて50万円超える場合は申告が必要となります。(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1490.htm)
また、こうして取得した株を売却して利益が出た場合は、申告が必要となります。
株式移管日の株価の終値が簿価で、この簿価を上回る株式譲渡益に対して税金がかかります。
これは、通常の一般口座で売買された場合とまったく同じ取り扱いとなります。
株価600円で取得した株式が値上がりし、売却時の株価が800円となっていた場合、差益200円に対して税金がかかります。
税率は、個人の株式譲渡益については、所得税 および 復興特別所得税 15.315%・住民税 5%の 合計 20.315%が適用となります。
ご不明点がございましたら、取引証券会社または税務署・税理士にお問い合わせいただきますようお願いいたします。